夏秋冬

Monte Carloシミュレーションに失敗したことが分かったときの虚しさといったらない.Monte Carlo(モンテカルロ)法というのは「乱数を用いたシミュレーションを何度も行なうことにより近似解を求める計算手法」です(e-Wordsより).膨大な数のシミュレーションを長時間かけてやって「やっと結果が見れる!」と結果を見たときに初めて,振る予定のパラメータが振れてなかったりするのです.大体凡ミスです.だから虚しい.
何かと迂闊な私は,シミュレーションでの凡ミスが本当に多いです.「なんか変な結果が出た…新しい発見か?」とか「何故かシミュレーションがうまく実行できない…」とかというときは大体凡ミスしてます.これは今に始まった話ではなく,昔趣味でプログラミングして遊んでたときも何度凡ミスによるバグで悩んだことやら.本当に悲しくなってくるくらい多いので,いい加減無くしたい.注意してるつもりでも全然足りないみたい.今年の目標には「凡ミスを無くす」を加えよう(無くすのは不可能でしょうけどね…目標は高く).

…と珍しく研究の話をしつつ,以下は小説のお話.
四季 夏 (講談社文庫) 四季 秋 (講談社文庫) 四季 冬 (講談社文庫)
一気に3冊読んでしまいました.もう気になってしょうがないので,読んでしまった方が良いという判断.以下多少ネタバレてますので,四季を読む予定のある人はご注意を.

Vシリーズネタがあまりに多く出てくるので,やっぱり先に読んだ方が楽しめると思いました.大好きなあの人とかあの人とか出てきて,もう楽しくてたまりません.しかも「その後そんなことになってたのか!」という嬉しい驚きもあり.伏線張られまくりですね.そういうファンサービス的要素?は秋が一番多いかな(思い入れある人が登場したせいかもしれませんが).しかも,高校生の犀川先生が出てくるなんて.ところで,祖父江さんと世津子さんの会話が見てみたいと思うのは私だけでしょうか.あと,犀川先生と世津子さんは世津子さんが中学生のときに初めて会った,という記述がありますが,このときのエピソードはどっかに書かれているのかしら.
有限と微小のパン」を先に読んだ方が良さそうだ…と,秋を読み始めたときに思ったのですが,この本はS&Mシリーズの一番最後.しかもすごく長い.ので結局そのまま秋を読み続けてしまいました.
冬はもっともっとゆっくりじっくり読むべきだった気がする.「もう読んでしまえ!」という勢いで読んでしまって損したかも.四季が非人間的な冷徹な天才ではなかった,というのが節々から伝わってきて,今まで見られなかった四季の一面が見える.完結編に相応しき作品でした.

これで満足.すっかり堪能してしまった冬休みもこれでお終いです.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です