爽やかな季節

桜色のハーフコート—杉原爽香三十四歳の秋 (光文社文庫 (あ1-107))研究室の環境は爽やかとは程遠いです.このむわっとした空気は PC の熱気なのか,単に空気が悪いだけなのか.両方だろう.

爽やかな季節と言ったのは,今年もまた9月にこのシリーズの新刊が出たからです.1冊目では中学生だった主人公が,毎年新刊が出る度に歳をとって,もう34歳なんですね.ちょうど私の10歳上.もちろん私はリアルタイムで読んだわけではなく,たぶん7冊目とか8冊目が出た頃くらいからだと思います(自分が中1か小6の頃).長く読んでいることもあり,数あるシリーズものの中でも一番好きな人物は杉原爽香です.超カッコイイ生き方してます.無鉄砲なところはあるけど,こういう生き方したいですね.なんか早死にしちゃいそうだけど.

赤川次郎氏の本は中高時代は読みまくっていたのに (当時地元の図書館にあった分はほぼ読破した),大学生になってからはこのシリーズしか読んでいません.毎年読む度に「久し振りに彼の本を読もうかしら」と思うのになかなか.嫌いになったわけじゃないのになぁ.

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