昨日に引き続き今日もまた行って参りました.本日は2公演.
- ウラル・フィルハーモニー管弦楽団/ドミトリー・リス@国際フォーラム ホールA 19:15play
- ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 (pf.ボリス・ベレゾフスキー)
- ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」
- ボロディン:交響詩「中央アジアの草原にて」
なんか疲れてたのか,半分くらい寝てしまいました.演奏曲目的に一番楽しみにしていた公演だったのですが.
指揮者がとにかく速振りでびっくりしました.3曲とも聴いて最初に思ったのは「速っ」の一言.禿山はなかなか熱くて良かった.しかし,「昨日聴いたオケずれていたのはホールのせいじゃないか説」は崩されてしまいました.というわけで,昨日のビルバオ響より良かったけど,やっぱり色々気になったりしました.指揮者のスピードから振り落とされそうになってる奏者がちらほら.
2公演目は,昨日聴いてショックをうけたビルバオ響.今度の公演の指揮者は音楽監督なわけだし,是非名誉挽回して欲しいところ.
- ビルバオ交響楽団/フアンホ・メナ@国際フォーラム ホールA 21:30play
- ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
- ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲
- ラヴェル:ボレロ
パヴァーヌはフルートソロのミスに驚愕.あんなにオイシイところで!! まぁ,曲を知らない人には分からないかも…や,分かるか.なんか不思議旋律になってました いやね,そりゃ間違えることだってあるでしょうけど….
ダフクロはなかなか良かったです.おそらくですが,昨日は指揮が飯守さん,今日は音楽監督.なので昨日のは練習量が極端に少ない,そして指揮者にも慣れてないのではないかと.あと,この辺で気付いてきたのですが,どうやら弦は普通なのですが,管が駄目みたいです.特にソロ.や,もしかしたら弦はよく分からないだけなのかもしれませんが…たぶんそこまでヒドくない.
さて,ボレロは管のソロまわしです…大方予想通りの感じでした.ピッコロの複調は割とキレいでしたが,色んなソロが…まぁ,もういいです.何より謎だったのは,終演時に多くの客がスタンディングで拍手をしていたこと.もちろんボレロ終了時にはブラボーもあり.もう超名演だった!!という客席の反応にただ驚くばかりでありました.
というわけで,熱狂の日初参加で思ったのは,
- プログラムは発売前からチェックして,買いたいのは発売日にgetする
(人気公演はたとえ5000席のホールAでも売切れる) - よく分からない外オケの公演は買わない方が無難.買うならせめて常任指揮者の公演を.
(できれば曲目でなく奏者で選んだ方がいい)
来年のテーマが何になるか分かりませんが,企画としてはかなり面白いのでまた行くと思います.今回の教訓の下,次はとにかく早めにチェックします.