ポニョの飛行

先週末、金曜ロードショーで「崖の上のポニョ」をやっていたので、観てみました。劇場公開時にも観たのですがもう9年前。
当時は「ニーベルングの指環」も知らなかったので人魚姫風の話だな、程度にしか思わなかったのですが…。
ポニョの本名がブリュンヒルデだったり、ポニョが人間になって宗介のところへ行くところのBGM(「ポニョの飛行」)が「ワルキューレの騎行」のパクりパロディだったり、してるんですね。
ここで試聴できます。12曲目。
[bm url=”http://www.billboard-japan.com/goods/detail/273148″ description=”米国で最も権威のある音楽チャート・Billboard(ビルボード)の日本公式サイト。洋楽チャート、邦楽チャート、音楽ニュース、プレゼント情報などを提供。”]久石譲「崖の上のポニョ サウンドトラック」 | TKCA-73340 | 4988008980530 | Shopping | Billboard JAPAN[/bm]
ちなみにワルキューレの騎行はこれ(YouTube)
しかし、騎行は有名な曲だし、騎行を知ってる人が「ポニョの飛行」を聴いたら、誰もが連想するはずなのに言及している人は意外と少ないですね。不思議。
ちょっとぐぐってみたところ、

このあたりが詳しい?くらい。後者は個人サイトの1ページなのでリンクしていいかわかりませんが…。

と思ったら、
[bm url=”http://www.ghibli.jp/ponyo/press/keyword/” description=”03_keyword。“月”が作品にもたらす不思議な陰影、“ジブリ美術館の短編作品”との関係、“ワーグナーの「ワルキューレ」”を聴きながら、“夏目漱石”に意外なルーツ。”]キーワード – 映画『崖の上のポニョ』公式サイト[/bm]
公式にもちゃんと書いてありました。

宮崎監督がこの作品の構想を練っている最中にBGMとして良く聴いていた音楽は、ワーグナーの楽劇「ワルキューレ」の全曲盤でした。
 「この音楽を聴くとアドレナリンがでる」とスタッフに話していたという証言もありますが、かのヒットラーが第二次世界大戦のドイツのプロパガンダに使用したように、ワーグナーの音楽は人間の精神を高揚させる力に溢れています。
 そんな「ワルキューレ」が作品に影響を与えたとしても不思議なことではありません。

「影響を与えた」程度ではない気がしますが…。
「ポニョの飛行」は依頼するときに「ワルキューレの騎行」使ってってリクエストしたのかなぁ。久石さんのアイディアなのかしら。

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