ソヒエフ&N響:ドボ9

楽しみにしていたソヒエフさんの公演。しかも2曲とも大好きな曲。

  • トゥガン・ソヒエフ&NHK交響楽団 19:00play@サントリー
    • ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37 (pf. エリーザベト・レオンスカヤ)
      [encore] ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 op.31-2「テンペスト」第3楽章
    • ドヴォルザーク: 交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界から」

フルートは神田さんと菅原さん、オーボエは茂木さん。

ベートーヴェンのピアコンは先月横山さんの演奏を聴いたばかり。とあって、なんとなく比べながれ聴いてしまう。横山さんとはタイプが対局に位置する?というくらい違う演奏で面白かった。レオンスカヤさんの演奏はかなり情熱的な感じ。チャイコやラフマニノフならいいかなと思うけど、私の中のベートーヴェンのイメージはこれとは違うな、という感じでちょっと好みではありませんでした。2楽章の美しい旋律の最後の音が意表をつかれる強い音で弾いていたのにはびっくり…。意外性をついて面白い、かもしれないけど、うーん。
ソリストはかなり自由に弾いていて、3楽章の終盤は完全にオケと食い違ってたような。1日目の演奏はどうだったのでしょう。2日目だと放送で1日目を聴けるので比べられるのが面白い、かもしれません。
というわけで、個人的にはあまり印象が良くないままアンコールへ…アンコールにしては長かったかな?(そう感じただけかも)

ソヒエフさんとN響の演奏は3年前のチャイ5から始まり、毎度素敵な演奏をしてくれるので今日もわくわく…でしたが、今日は過去に比べるとそこまででは。でも新世界は大学オケで吹いた曲なので思い入れいっぱい。思い出に浸りながら聴いてました。
フルートの楽譜はかなり覚えているので、いつもに増してフルートばかり聴いてしまう。神田さんのフルートはやっぱり一番好き。そして新世界なので今日は菅原さんのフルートの音色もたくさん楽しめました。あの頭部管良さそうだなぁ。自分が吹いても同じような音色が鳴らせるかって言ったら違うとは思いますが、木管風味の音色にはなりそうです。今度機会があったら試奏してみたい。菅原さんのピッコロ、よく見えませんでしたが、茶色かった? なんせ新世界のピッコロは一瞬で終わってしまうのでよく見えませんでしたが…少なくとも黒ではなかったはず。金? ローズウッド? テレビ放送でチェックせねば。

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