楽しみにしていた大好きなルルーの吹くリヒャルトのコンチェルト。
- ウラディーミル・アシュケナージ&NHK交響楽団
- R.シュトラウス: 交響詩「ドン・フアン」作品20
- R.シュトラウス: オーボエ協奏曲 ニ長調 (ob. フランソワ・ルルー)
[encore]グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」から「精霊の踊り」から - ブラームス: 交響曲第3番 ヘ長調 作品90
フルートは甲斐さん、オーボエは青山さん。
大好きな演奏家の音色は聴いただけで嬉しくて泣きそうになってしまいます。今日ももちろんそんなでした。とにかくpが美しい…。ひたすら聴き惚れていたら、あっという間に終わってしまいました。特にフランス風のオシャレな3楽章が印象的でした。どこまでも小さくなる弱音に軽やかな歌い方…レ・ヴァン・フランセを思い起こさずにいられません。沢山のレ・ヴァン・フランセの演奏会のビラを開演前に見ていたこともあり、急に彼ら6人の演奏も聴きたくなってしまいました。
素晴しい演奏でした。明日も聴きに行きたくなってしまったくらい。
アンコールはピアノを奥から出してきて…なんとアシュケナージの伴奏でした。これにはびっくり。
でもさすがのルルーもコンチェルト1曲吹くと体力消耗するのでしょうか。ちょっと傷のある演奏ではありました。良かったけど。
後半はブラームス3番。正直馴染みの薄い曲な上、ルルーのリヒャルトしか頭になかったので、さほど期待していたわけでもなかったのですが、「ブラ3ってこんなに良い曲だったっけ?!」なんてびっくりしてしまった演奏でした。甲斐さんのフルートはあまり好きではなかったけど、「おぉ、いいじゃん(偉そう)」と思ったり。NHKホールなりではありましたが、メインもしっかり楽しめました。
来週もN響。楽しみです。今日良かったから期待してしまう。
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