パーヴォさん&N響:リヒャルト

なんと半月以上振りの演奏会、サントリーは3週間振り。
大好きなパーヴォさんがN響の首席指揮者になったのだから、パーヴォさんの公演は全部行く勢いだったのですが、なぜか今月のAプロは買っておらず、待望の演奏会でした。

  • パーヴォ・ヤルヴィ&NHK交響楽団 19:00play@サントリー
    • R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」作品35 (Vc.トルルス・モルク, Va.佐々木亮)
    • R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品28
    • R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」組曲

前半はドン・キホーテ、後半に残り2曲。普通は前後半逆だと思うのですが…。

ドン・キホーテはもしかして初めて? なかなか難解な曲ですね…。ストーリーに付いてけず結構迷子になってました。終盤は耐えきれずちょっとうとうと…。しかしVcソロはもちろん、Vaソロ、B.Cl.、アングレが素晴らしかったです。特にVaとアングレにはうっとりでした。

「普通と前後半が逆」と書いたものの、終わってみるとこれで良かったかな、と。というのも後半2曲が断然良かったから。
ティルってとっても久し振りに聴きましたが、複雑そうな繋ぎもカチっカチっと決まるさまは聴いていてとても心地良い(と同時に自分では絶対やりたくない、とも思う)。ティルがいたずらする愉快なさまが目に浮かぶとっても楽しい演奏でした。N響ってこんな演奏もできるんだなぁ。それを引き出すパーヴォさん、さすが。
薔薇騎士もワルツを始め、とっても良かったです。あっという間に終演。
後半はHr福川さんの素晴らしさが一番印象に残りました。ティルをあの完成度で吹いた後の薔薇騎士も素敵でした。すごい。

フルート神田さん、ピッコロ菅原さんだったのがとっても嬉しかったです。私もこんな風にピッコロ吹きたい。中音域から高音域まで綺麗に鳴るピッコロ。そうそう、ティルの3番フルートの方も木管笛でした。どこのどなただろう。
フルートパートといえば、中村さんは団員になったようだけど登場機会少ないような?たまたま私が聴きに行く演奏会に乗ってないだけかしら。

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