読響デビュー

とてもとても久し振りに読響の演奏会へ。前に行ったのは少なくとも京都へ引っ越すより前だったはず…調べたら2008年1月。7年振りでした。なのにいきなり定期会員デビューです。今シーズンのプログラムがあまりに魅力的だったものだから半年だけ定期会員券買ってしまったのです。

  • シルヴァン・カンブルラン&読売日本交響楽団 19:00play@サントリー
    • リーム:厳粛な歌-歌曲付き <日本初演> (バリトン=小森輝彦)
    • ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調

完全にブル7しか目に入ってませんでしたが、前プロに現代曲。日本初演なんて気が重かったのですが、掴み所のない感じはしましたが苦手な不協和音は少なめで、何よりバリトンが美しくて意外と楽しめました。Va, Vc, Cb, Cl, E.H., Fg, C.Fg, Hr, Tb, Tub, Timp という高音楽器を一切省いた編成。アングレでのチューニングが面白かった。Vaトップがコンマスだし。

さてお楽しみのブルックナー。素晴しい演奏でした。たまに弦がばらついたり、らっぱが外したり、Hr 3rdが残念だったり、ところどころ惜しいところはあったのですが、tuttiはとっても綺麗でブルックナーならではの「厚み」を堪能できました。金管みんなで揃うと美しいのにソロになるとあれ?ってなるのは何でなんだろう…。
蠣崎さんのオーボエ楽しみにしていたのですが今日は辻さんでした。残念。いや、でも辻さんも良かった。
フルートは倉田さん。パワフルな笛ですね。私の好きな工藤さんや神田さんとは全く違うタイプ。以前はこのタイプ苦手でしたが、いつの間にか受け入れられるようになったみたい。良かったです。こういう笛も好き。

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