水戸旅行

水戸室内管弦楽団の演奏会に聴きに行くため、はるばる(?)水戸へ。せっかく水戸まで行くので演奏会だけじゃ勿体無い…というわけで年次休暇とって朝から行きました。

午前中は大洗アクアワールドヘ。都心にあるわけでもない水族館に平日に行く人なんかそうそういないわけで…がらがらでゆっくり見れました。しかも結構盛り沢山。マンボウが6匹もいたり、サメが何種類も何匹もいたり、色んな大きな骨格が展示されていたり、えさやりタイムでは飼育員さんに質問できたり、海が見れたり。11時頃着いて13時半までいましたが、もう1周しようかとも思ったくらいでした。
でもお腹が空いてしまったので13時半で退散。バスがまばらなのはちょっと不便。
お昼ご飯は名物(らしい)あんこう鍋をいただきました。一人分出してくれるお店はなかなかないのですが、大洗駅近くにある味よしというお店が一人鍋できるという情報をgetし行ってみました。平日とあってお客さん誰もいなくて不安になりましたが、ご夫婦でやっているこじんまりとしたお店。お二人ともとっても人の好い方で…鍋はもちろん美味しかったし、とても良い時間を過ごせました。機会があればぜひまた行きたい。せっかくなのであんこう鍋の写真をぺたり

電車で水戸駅へ行ってもまだ15時半。まだまだ時間があるので、ぶらぶら歩いて偕楽園へ。歩いている内に日が落ちてきて千波湖の景色がとっても綺麗でした。思わず写真ぱしゃぱしゃ撮りましたが、その写真はまたその内。
偕楽園はまだ咲いてない梅の木が沢山。でも夕暮れの庭園はとても雰囲気が良く、来て良かったです。樹齢800年という太郎杉の立派な姿も拝めたし。でも次来るなら梅の時期に行きたいですね。

まだまだ時間があるので偕楽園から水戸芸術館も歩いて。それでも開場まで1時間あったので、近くにある京成百貨店にあるカフェで時間潰しました。念の為カフェイン補給したかったのでちょうど良かった。

そして開場時間に開場へ。

  • 小澤征爾&水戸室内管弦楽団 19:00play@水戸芸術館
    • ラヴェル:クープランの墓
    • モーツァルト:フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313 (285c) ─ Fl.工藤重典
    • ベートーヴェン:交響曲 第8番 ヘ長調 作品93

前半は指揮なし。クープランの墓、Obはプレリュード走り気味でちょっと大変そうでしたが、それを差し引いても素晴らしかった。pが美しい。Obはフィリップ・トーンドゥルさん。南方先生のアングレも素敵。そしてそして一番驚いたのはTpでした。木管のように柔らかい音色…惚れ惚れ。一番良かったのはフォルラーヌかなぁ。一番好きな曲であることもあり…泣きそうになってしまう。
モーツァルトの独奏は工藤さん。小さなホールなので、工藤さんの吹く向きによって音が変化するのが面白い。音色は実はそんなに好きじゃないのかな?と思いながら聴いてましたが、でもやっぱり工藤さんの歌い方はとっても好き。2楽章3楽章と曲が進んでいくにつれてどんどん引き込まれました。

もう前半だけでも来たかいあったな、なんて思ってしまいましたが。凄かったのは小澤さん指揮のベト8。ベト8って小交響曲て呼ばれるだけあって中プロ級の曲ってイメージなのに、もう出出しから超エネルギッシュ。もう最初の数秒だけで圧倒されました…英雄のように堂々とした8番。こんな演奏もあるんだと、そしてこの人数でこんな迫力出ちゃうんだと、ただただ驚くばかり。
フルートトップは工藤さんに変わって、初めてオケの中で吹くのを聴きました。さっきコンチェルトで音色そんな好きじゃないかもって思ったけど、それ早くも取り消さなくてはと思ったのでした。そしてHrのバボラークさん。彼のHrは楽器が違うんじゃないかというくらい、違う音がしますよね大好きです。また泣きそうになっちゃいましたよ…。
今日はCD録音もあったとのこと。これは購入しなくては!昨年のベト4とベト7もセットでCDが出ているそうで、これは是非聴きたい。久し振りにCD買いたい熱。
カーテンコールは小澤さんだけでなく団員さんも出てきて…とってもとっても素敵な演奏会でした。本当に水戸まで来たかいがありました。5月もまた小澤さんが振るとのこと。また行っちゃおうかなぁ。

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