久し振りに小説

ステップファザー・ステップ (講談社文庫)一昨日午後半休とって映画行った後、とても久し振りに図書館へ行き本を数冊借りたので、久し振りに読書。「一億人の英文法」という本を一月前に買いまして、最近は専らこれを読んでいたのです。一味違う文法書で非常に面白いです。これについては読み終えた頃にまた書きます。

タイトルにとても見覚えがあったので、すっかり読んだものと思い込んでいたのですが、どうも読んでなかったらしいと気付いて借りたこの本。両親がそれぞれ駆け落ちしてしまって取り残された中学生の双子の父親役をやるはめになってしまった泥棒さんのお話です。軽めのお話ですらすら楽しく読める本。賢い双子に翻弄される主人公の様子がとても面白い。最初は面倒なだけだったはずなのに、いつの間にか引き込まれている。それは

男は女にはなれないし、女も男にはなれない。だから、男は女に、女は男に、時には平気
で残酷なことをすることができる。だが、男も女も、誰でも必ず一度は子供であったこと
はあるもので、だから子供には残酷な仕打ちをすることができないのだ。

ということなのかもしれない。なるほどなぁ。
とっても楽しいお話でいつまでも読んでいたい気持ちになりました。彼らの今後がどうなるのか、とっても気になるので続編出るのを期待したいところ…と調べてみたら、続編はあるけど先生が本にまとめることはしないと言ってるとか(ソースここ)。うーん、残念。

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