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6年振りに行って参りました。まずはこれ。

  • No.151 トリオ・レゼスプリ 11:00play@Hall D7
    • ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 op.30-1
    • ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 op.70-1 「幽霊」

メンバーはVn.梁美沙さん、Vc.ヴィクトル・ジュリアン=ラファリエールさん、Pf.アダム・ラルームさん。普段なかなか聴く機会のないピアノトリオを是非聴きたくて選びました。そんな気持ちだったせいか、Vnソナタよりもトリオが断然良い演奏に感じました。ピアノトリオというのは本当に魅力的な組合せですね。もっと開拓したい。前から2列目のど真ん中に近い席で、ピアノトリオの迫力を堪能しました。満足。

終演後はエレベータに行列。ちょっと時間かかりつつも、次はマロニエゲートへ木管五重奏を聴きに行きました。

  • 木管アンサンブル @マロニエゲート 1Fエレベータホール
    • プーランク:ノヴェレッテ
    • ビゼー:カルメン幻想曲
    • ラヴェル:クープランの墓

メンバーは、Fl.神田勇哉さん、Ob.是澤悠さん、Cl.西崎智子さん、Fg.河﨑聡さん、Hr.安田健太さん。ノヴェレッテは今度演奏する曲なので超タイムリー。出だしからびっくりしてしまいました。フルートがとても良く鳴っていて、「あぁ、これくらい思い切って鳴らしちゃって良いんだな」などと思いました。ノヴェレッテは何となく全体的に静かめな曲という印象があって、思いっきり鳴らすのにちょっと抵抗あったのですが、盛り上がる場所はそんなこと気にしなくて良いんだな。
今ちょろっと調べたら神田勇哉さんは東京シティフィルの主席だそうで。今度聴きに行こうかなぁ、などと思いました。

国際フォーラムに戻って、整理券getして、さくっと近くのサンマルクでお昼食べて、今度は講演会。

  • 「100年先の名器を作る」〜ヴァイオリン製作の魅力〜 13:30@Hall D1
    • 菊田浩(お話/弦楽器製作家)、山本岳志(聞き手/宮地楽器小金井店)、三ツ木摩理(演奏/宮地楽器ヴァイオリン科講師)

時間があったから行ってみただけでしたが、思っていた以上に楽しめました。1台のVnができあがるのに3ヶ月もかかる(ニス塗りは1日1度で30回…つまり30日!)とか、Vnに使うカエデの木は買ってから最低でも3年(5年だったかも)、できれば10年くらいしないとVn作るのに使えないとか(乾燥させないといけない)、色々衝撃の事実の数々。Vnはほとんど触ったこともない楽器でしたが非常に楽しめました。あの模様ってマジックじゃないんですね(笑)。
とかとか。でもフルート奏者としてはやはり「フルート製作の魅力」という講演を是非やって欲しいなぁ、と思う。
講演終わったら、次の講演会プログラム「母・アルゲリッチの世界」の整理券をgetしようと思っていたのですが、なんともう配り終わってしまっていました…いや、きっと人気だろうなぁと思っていたので予想の範疇ではあったのですが…。

残念に思いつつKITTEの木五を聴きに行ったのですが(メンバーは↑と同じ)、吹き抜けのロビーでマイク通しての演奏で超イマイチだったので、途中で抜けて大手町タワーでの木五を聴きに。

  • アンサンブルジョワイユ 15:30@OOTEMORI 地下2階広場
    • モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
    • ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第10番、第8番
    • モーツァルト:きらきら星変奏曲
    • ガーシュウィン:の何か…

最後の曲は聴きそびれました。メンバーは、Fl.沼田絵恋さん、Ob.坪池泉美さん、Cl.川井夏香さん、Hr.石川善男さん、Fg.磯崎早苗さん。さっき聴いたのとは随分違う選曲でしたね。有名な曲ばかりでイベント向きとも言える? きらきら星は編曲いまいちでしたが…ドヴォルザークなんかとっても良かったです。木五ってレ・ヴァン・フランセくらいうまくないとやっちゃ駄目な気がしてましたが、全然そんなことないんですね。と今日2つの団体の演奏聴いて思いました。まぁ、今日聴いた2団体だってプロの方々なんでそれなりに上手い方々ですけど。

しばらく暇なので、近くのソファで休んでいたところ、Vcアンサンブルのリハが始まりました。時間を持て余していたのでそのまま鑑賞。Vcアンサンブルって初めて聴きましたが、こんなに素敵なものとは…同楽器アンサンブルやらせたら弦楽器No.1なのでは。Vnはちょっと想像がつかないもの。でもVaも意外と?いけるかもしれない。亡き王女のパヴァーヌなど演奏されてました。

国際フォーラム戻ってきたのが17時前くらい。次の公演まで1時間半。展示ホールを覗いたり、コンビニでコーヒーとおやつ買ってソファに座って休憩したりして過ごしました。ほとんどずっと立ちっ放し or 歩きっ放しで疲れてしまって。

そして最後がコレ。

  • No.145 ジョシュア・タン&横浜シンフォニエッタ 18:30play@Hall C
    • モーツァルト:オペラ《コジ・ファン・トゥッテ》 K.588 序曲
    • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37 (pf.小菅優)

お待ちかねの横浜シンフォニエッタ。一昨昨年の年末に横山幸雄さん、山田和樹さんとのベートーヴェンのPf協奏曲全曲演奏を聴いたときに良いオケだなぁと思って以来ずっと聴きたいと思っていたのですがやっと実現。モーツァルトもベートーヴェンも素敵でした。また行きたいなぁ。小菅さんのベートーヴェン、3楽章が特にツボで。微妙なタメ具合が素敵できゅんきゅんしちゃいました。大満足で国際フォーラムを後にしました。

良い一日でした。有料演奏会以外も結構楽しめるんですね。明日も行こうかな。

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