春季ラスト

夏休み期間は演奏会あまりないので、今季ラスト演奏会。

  • オンドレイ・レナルト&プラハ放送交響楽団
    • スメタナ:交響詩『わが祖国』から「モルダウ」
    • シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54 (Pf. スタニスラフ・ブーニン)
    • ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界より」
      encore: スラヴ舞曲第10番

開演前に演奏者の希望によりピアノ協奏曲がショパンの2番からシューマンに変わったとのアナウンス。ショパン聴きたかった人多かったろうに…私はシューマンのピアコン大好きなので内心喜んでましたが少数派でしょうね。
ブーニンの演奏を聴いてみたい、チェコのオケのモルダウと新世界を聴きたい、ので買ったこのチケットでしたが、そしてその考えの人は多かったようでほぼ客席満席でしたが。正直さほど楽しめず、あぁ、今季はチョン・ミョンフンのマーラーで終わりにしておけば良かったと思ってしまった帰り道でした。アンコール2曲あったけど1曲目で出てきちゃった。でも終演時(ドヴォルザークの後)は立ってブラボーしてるお客さんもいて、拍手喝采で、妙に温度差を感じたのでした。まぁ、そういうこともある。

ブーニンはソロの方が良かったかもしれません。というのも、ものすごく拍を後ろにとるので、オケがつけられないのです。まぁ、そこでオケはつけないといけないのでしょうけど、合わせが少なかったのかもとも思う(と好意的解釈)。でもまぁ全体的に好みではなく、あぁ、ランランの方が好きだなぁ、ランランの演奏また聴きたいなぁ…などと思いながら聴いてたのでした。なんでランランを思い出したのか謎ですが。
ただ、ブーニンのソロとオーボエのソロの絡み、オーボエがピアノに引っ張られてとっても素敵なソロを奏でていました。こういう力があるのはさすがですね。凄い。

ってか、私は名前しか知らなかったブーニンですが、何となくWikipedia見てみたら、ショパン国際コンクールで有名になったんですね。日本でブーニン・フィーバーなるものがあったとは…。そりゃショパンがシューマンに変わったら怒る客もいるわなぁ。

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