おうた

今週末もまた日比谷へ.紅葉が色づき始めていました.もしかしたら来週末に見頃を迎えてしまうかもしれません.来週末はこのプロジェクトはお休みなので,紅葉は見れないかも.残念.再来週までもってくれるといいけど.

  • 広島交響楽団/井上道義@日比谷公会堂 15:00play
    • ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
    • ショスタコーヴィチ:交響曲第14番
      (Soprano アンナ・シャファジンスカヤ / Bass セルゲイ・アレクサーシキン)

今日から4公演は国内のオケが順に演奏します.広響は初めて聴くのでちょっとどきどきでした.

9番.自分たちの本番を終えてからは初めてのライヴ.だからどうだというわけでもありませんが.9番は Svetlanov のを聴いてしまうと,もうちょっとやそっとの演奏じゃ満足できなくなるのですが,普通に良かったです.それにしても,この曲がサンクトペテルブルグ響でなくて良かった,と2楽章のクラリネットソロを聴きながら思いました.そう,弦のアンサンブルがとても綺麗でした.とってもありきたりな言い方をしてしまうと,表現力豊かでした.

恒例の休憩後のトークで,井上氏が「今日は予定通りお客さんが一番少ない」と言ってました.そりゃそうよね.私も正直9番とセットじゃなかったら買わなかったかもしれません.

後半は14番.昨日の日記に書きましたが,数回聴いてもどうしても好きになれず,正直乗り切れるか不安だったのですが…,もう大満足.このプロジェクトで一番の演奏だったと思います.どうしても好きになれなかったこの曲に,こんなに感動してしまうとは.生演奏だとこんなに違うのか,歌詞の内容が分かるとこんなに違うのか.やっぱり詩があっての歌なのだから,歌を聴くときは内容を理解しながら聴くことが必要なのでしょう.先週の13番に引き続き字幕があったのは大正解だった.
ソプラノもバスも素敵でした.

14番の名盤ってどれなのかな.録音自体少ないので「絶対これ!」というのがあるか分からないけど,ちょっと探して買ってみようかなぁ.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です