2005/11/28

三日連続演奏会フィナーレ。

  • バイエルン放送交響楽団/ヤンソンス@サントリー 19:00play
    • ワーグナー:楽劇「トリスタンとリゾルデ」より前奏曲と愛の死
    • ストラヴィンスキー:舞踏組曲「火の鳥」
    • ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
    • アンコール
      • ソルヴェーグの子守歌(グリーグ)
      • アルルの女よりファランドール(ビゼー)

最近サントリー来てばっかです。今月何回目? なのに半蔵門線でうっかり一駅寝過ごしました。危なかった

さて。とりあえず…ピッコロの音色が超キレイで聴き惚れました。RA席は久しい気がしますが、ここもいいかも(舞台向かってすぐ右の席)。基本的に舞台近い席は嫌いだったんだけども、真後ろP席(というか真ん前というか)じゃなきゃいいかもね。RAとかLAとか。あとよく言うけど、RA席は指揮者が袖から出てくるのが丸見えでなんか楽しい。

初っ端のワーグナー。
パンフレットで曲名を見るまですっかり忘れてました。まぁ、火の鳥とショス5じゃしょうがないとは思うけど(ごめん)。初めて聴く曲で冒頭「うわ無理」とか思うが、案外そうでもなかった。色鮮やかな、という形容がピッタリな感じでした。終わったときにすぐ拍手が起こらなかったのが嬉しかった。

2曲目、火の鳥。
不覚にも(?!)泣いてしまいました。いやぁ、まさかこの曲でマジ泣きするとは思わなかったです。めちゃ良い曲だわ。Fl→Ob→Vn→Clソロでもうやられました。(+_+) あれ?Ob→Flだっけ? 泣きそうになるのはしょっちゅうだけど、涙を流してしまったのはブル7以来です。
終わって間髪入れずの拍手&ブラボーに凹む。

期待高まるメイン、ショスタコーヴィチ。
1楽章で早くも泣きそうになりました。ショス5は何枚か持ってるし、何度も聴きに行ったけど、こんなの初めて! 迫り来る演奏にもう大感激でした。速かった。1楽章も2楽章も。4楽章は頭のTpのフレーズまでだけちょいゆっくりで、その直後のtuttiからものすごい速さでした。くぅ、たまらんね!(>_<) 来年この組み合わせでショスタコ全集出すらしい。これは買いだ!値段が5桁になろうとも買います。
最後の最後のらっぱが一瞬消えたかに感じたのは席の場所のせい?

アンコール。
いらないでしょ!と聴く前は思ったんだけど、見事にその思いは覆されました。グリーグも良かった…と思う。や、なんか最後のファランドールで全てかき消されました。だって、これまためちゃくちゃ速いの!Cl追い付いてないっす(笑)。最後の勢いとか、もうこんなの聴いたことない。油断したらぼろぼろに泣いてしまいそうでした。頑張って耐えた。独りでぼろぼろ泣いてたら恥ずかしいじゃん。誰も知り合いいないけどさー。

たぶん今年一番。しばらく演奏会行かなくていいや、とまで思いました。

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